そうは云ってもその4つの報酬支払いが,どれも違和感があるのは当然だ。でも,そうするしかない。私たちには(そしてコンテンツ配信者にも)大きな意識の変革が必要なのだ。それがないと,喜劇は未来永劫続くことになる。でもでもよく考えると,未来永劫続く喜劇を,喜劇とは呼ばず,それは悲劇なのだ。
純粋公共物であるべきネットワーク上のコンテンツで,制作者に報酬を与える方法は4つしかない。政府,マイクロ・パトロン制度,非営利団体・法人の慈善事業,そしてコンテンツ関連の商品の販売だ。
1・2回目のコラムについては過去記事を。そういえば……………,音楽業界がオンライン配信をはじめると云っていたのはいつのことだっけ??? 秋にきいてたような気が……。もう会社の名前も忘れたが,あ〜と,え〜と,ほら,ミュージックネットとプレスプレイだっけ? なんにも動きがないので,もうみんな ウインMX使いながらそんな名前さえも忘れてそうだが(過去記事)。
だが,いろいろな問題は起きているようで,コピー防止CDで失敗をしてたりもする(CNET Japanの記事)。本当にオンライン配信をしようとしているなら,こんなトラブルは起きないはずだが。結局本人たちも信じてないからトラブルばかりが起こる。そしてその気持ちはほとんど正しい。今,オンライン配信をやっても失敗するだけだし,それはもしかしたらずっと続くかもしれない。喜劇は続く,いつも,いつまでも。
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